
Nano bananaの参考サイトにあったプロンプトを使って、Film、Z Image、Infinityなどでフラットデザインのイラストを製作しようと思いました。まず、参考プロンプトを使いナンバリング画像にあるような画像を複数生成しました。その後で画像生成を続けていると、「1匹の猫問題」が発生しました。その状況を時系列に沿って紹介します。
始まりの画像

2枚目

3枚目
アロハシャツに麦藁帽子姿、ラクダに乗って南極を旅する。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、太い線で強調されたアウトライン、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

ここまでは問題がなかったです。この後に問題が発生します。
4枚目
チェス盤の上で戦うちびキャラナイト達。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、太い線で強調されたアウトライン、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

ちびキャラナイトが猫になりました。
昨日生成した参考画像。
チェス盤の上で戦うちびキャラナイト達

これがフラットデザインイラストになる予定でした。
5枚目
アロハシャツに麦藁帽子姿、ラクダに乗って世界を旅する。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、太い線で強調されたアウトライン、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

3枚目から変えたプロンプトは、「世界」だけです。それなのに人間が猫になりました。
ここで、全く関係のない画像を生成して、リセットしてみたいと思いました。
6枚目

7枚目
アロハシャツに麦藁帽子姿、ラクダに乗って世界を旅する。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、太い線で強調されたアウトライン、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

やはり、猫のままになりました。
ここで、モデルを変えてみます。
8枚目
アロハシャツに麦藁帽子姿、ラクダに乗って世界を旅する。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、太い線で強調されたアウトライン、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

再びリセット生成してみます。
9枚目

10枚目
アロハシャツに麦藁帽子姿、ラクダに乗って世界を旅する。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、太い線で強調されたアウトライン、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

プロンプトのどこにもないのに、猫キャラが居座ってしまいました。
ここで、アカウントチェンジし別アカウントで続けます。
11枚目
アロハシャツに麦藁帽子姿、ラクダに乗って世界を旅する。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、太い線で強調されたアウトライン、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

こ、これは・・・。
モデルチェンジします。
12枚目

※本題からは全く離れますが、この画像スタイルが本来目指していたフラットデザインイラストです。
ここで、プロンプトを変更してみます。このトライを始める前に使っていたプロンプトの「猫」を「トイプードル」に変えてみます。
13枚目
水泳用ゴーグルをつけたトイプードルが、泡と小魚の入った透明な水槽の横で片足を上げている。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

自分の間違いか、何かの勘違いか、あるいは何かの見落としか、そう思ってずっと生成してきましたが、これで「猫問題」が確定したかと思います。
Nano Bananaのネーミングは、「画像生成AIにおける1本のバナナ問題に由来するのでは」そのような推測があります。今回は「1匹の猫問題」でしょうか。
14枚目
水泳用ゴーグルをつけたトイプードルが、泡と小魚の入った透明な水槽の横で片足を上げている。きれいな日本のフラットイラスト、新鮮なカラーパレット、一貫した線の太さ、十分な余白(ネガティブスペース)、中央配置の構図、高いコントラストだがきつくない。写実的ではない。テキストなし。

13枚目と同じプロンプトを使って、モデルを変えて生成したら猫キャラが消えました。ついに猫から解放されたのでしょうか。もう一度、全くおなじ設定でシードを変えて生成します。
15枚目

「1匹の猫」はちょこんとおすましして、完全に私のSeaArt内に住み着いたようです。
創作中に何かを引きずってしまう問題については、以前にも指摘しました。また、それは、自分ばかりではなく、ごく少数ではありますが他の方も指摘されています。
似たようなことが他にもあるので紹介します。
プロンプト欄に「アシスタント」があります。この機能を使うとGPTsを使った時のように、プロンプトが4種類自動生成されます。その後、クリックするだけで自動的に画像を生成することができます。
自身が二つ持っているアカウントで全く同様の操作をしたときに、この「アシスタント」が全く異なる挙動をします。
アカウントAでは、一度与えたテーマで生成すると、どこまでもその結果を引きずっていきます。一度ログアウトし、スタミナリセットされる午前9時をまたいで再ログインします。そして、アシスタントに新たなテーマを与えます。すると、過去に指示した内容の一部が取り込まれたままプロンプトを生成してしまいます。
アカウントBで、アカウントAと全く同じことをした場合、リフレッシュされた状態から始まり、新しいテーマに基づくプロンプトが生成されます。
この件の場合、アカウントAで起こった事象は、「問題」ではなく、ごく普通の挙動かと思います。ChatGPTであれGeminiであれ、一度チャットを初めてそのまま続ければ、アカウントAと同じ挙動になります。新しいテーマで始めたい場合は、「新しいチャットを開始する。」か同一チャット内で「テーマを変更します。」と指示することが必要になります。(※すべてでも一部でもよいので宣言する。)
しかしながら、アシスタントの挙動が「問題」とは言えなくても、アカウントごとに違うことにとても戸惑いを覚えます。
さて、「1匹の猫問題」。他のユーザーの方が、「猫」の入らない今回のいくつかのプロンプトを使って生成した時に、主体はいったい何になるのでしょうか。人間?動物?
「1匹の猫問題」は、もしかしたらエコーチェンバーにも似た現象であり、SeaArtにおける創作時の特徴なのかもしれません。


コメント