今日のサインインタスクは、1日VIP権です。お忘れなく。
第99回遊びのテーマ
「コントロールネット2つの使い方で気を付けること」
第98回に続いてコントロールネットがお題です。
まず、プロンプトを利用する画像をお借りします。
AI広場からこの画像をお借りして、プロンプトだけコントロールネットへもっていきます。
タイプ openpose_full
コントロールモード バランス
次にポーズの元となる画像をアップロードします。
紙ヒコーキで画像生成します。
普通の使い方で、1回で望む結果が得られました。
次に、全く同じ手順で進めて、ポーズの元となる画像は第98回のラインアートを使います。
紙ヒコーキで画像生成します。
全く想像すらしない画像が生成されました。
一応、証拠画像もアップロードします。
何かの間違いかと思い、手順はそのままに、プロンプトをお借りする画像だけを変えて試してみましたが、ポーズの元となるラインアート画像がどんな影響を与えているのかわからないものばかり生成されました。
次に進みます。
お借りする画像
手順はそのままに、
タイプをcannyに変更します。
生成された画像は、
今度は、手順をそのままに、ポーズ側の画像を初めの画像に変更して画像生成します。
こちらは、望む通りの結果になりました。
コントロールネットの2つの使い方
その1 ポーズを変更したい場合の普通の使い方で気を付けること
プロンプト側と元処理側の画像はなるべくスタイルの似たものにした方がよい。
youtubeに、3Dモデリングポーズ生成サイトの画像を使ったものがありました。元の画像は実写風で、ポーズは3Dモデリング画像を使っています。すると、確かにポーズは変えられるのですが、手足の変形や物体と人体の融合などが起きやすくなります。
他画像生成AIには、人体のポーズをラインで生成させる機能があります。そのポーズ画像だけをSeaArtにもってきても、今回のラインアートでの失敗と同様うまくいきません。
その2 第98回のようにコントロールネット上だけの操作で画像生成させる使い方
クイックAIの「下絵仕上げ」の感覚でラインアートをベースに考えるのがいいかなと思います。
なぜなら。元画像を用意して14種類のタイプを変えるより、普通の使い方で、プロンプト・モデル・LoRAを変えたり調整したりして画像生成させた方が簡単でわかりやすく、望む画像が得られやすいからです。
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