SeaArtで遊ぶ第73回

第73回遊びのテーマ
「切り絵～take2～」

前回の「切り絵」の時と違い、今回は画像を作っていくというよりモデルとLoRAについて調べます。
AI広場で下の画像を見つけました。
モデルが、「Midjourney Papercut」となっており、プロンプトの最初には、「mdjrny-pprct」と入っています。

モデルだけでこんな切り絵を生成できるのかと思い、早速お借りしてみます。
プロンプト
mdjrny-pprct,星空の下のサンタモニカ桟橋,複雑なディテール,華やかな,(高詳細:1.2),フルシーン,ヴァン・ゴフ

切り絵のテイストは少しだけです。
もう一度生成します。

うーん。
ここで、別な切り絵画像を探しに行きます。そして、下の切り絵画像をみつけました。
設定を見てみます。
モデル　Rev Animated
LoRA　paper cut ,background,pastel,剪纸风格,背景,kk
プロンプト
(((傑作)))、最高品質、イラスト、地球、水、火、風、スペース、paper_cut、

これはもうとてもきれいな切り絵ですね。完成されています。
はじめの画像の設定に、このローラを加えて画像生成します。

切り絵になりました。しかし、画像としてはあまり面白くありません。
今度は逆に、完成された切り絵画像のモデルを「Midjourney Papercut」に変えます。
モデル　Midjourney Papercut
LoRA　paper cut ,background,pastel,剪纸风格,背景,kk
プロンプト
(((傑作)))、最高品質、イラスト、地球、水、火、風、スペース、paper_cut、

できました。元の画像と比べてみると、デザインに円形の部分が多いです。
モデル　Midjourney Papercut
が強く影響を与えているものと思います。
まとめ
「モデル　Midjourney Papercut」は、「切り絵」を作るのには少し難しさがあります。プロンプトに関係なくデザインに影響を与えますし、切り絵テイストも弱いです。
LoRA　「paper cut ,background,pastel,剪纸风格,背景,kk」は優秀です。
どちらの例でも、モデルとLoRAに関わらず、プロンプトには「paper_cut」が入っていました。プロンプトでの宣言とその位置は重要なようです。