SeaArtで遊ぶ第37回

Seaart招待カード

第37回遊びのテーマ
「SeaArtについて—現時点でのサービス—」

コインについて
画像生成するとコインが消費されます。コインは２種類あります。
自分のプロフィールの上をマウスオーバーすると見ることができます。
右のマーク横に表示のコイン
毎日決まった時刻になると700コイン補充されます。前日の残りに関係なく700コインとなります。
左のマーク横に表示のコイン
タスクを達成するともらえるコインです。タスクの種類はだんだん減ってきているのでできるものは早めに終えるとよいでしょう。
コインは、右のものから消費され、なくなると左のものから消費されます。

※無料ユーザーが気を付けること※
無料ユーザーが気を付けなければならないことは１つだけあります。それは、自分の作成した作品とプロンプトはすべて公開されることです。非公開設定はできません。例えば、著作権、商用利用などについて考えると絶対避けなければならない命題です。
無料ユーザーが非公開設定を可能にするには、タスクを2つクリアすることが必要です。「一人のユーザーを招待」を２回達成すれば実現できます。
(私もまだ２つ目はクリアしていませんので、どなたかよろしくお願いします。上の招待カードをポチッと)
VIPと有料ユーザー
VIPと有料ユーザーはイコールではありません。無料ユーザーでも普通にVIP扱いになることができます。ただしこれは現時点での話です。条件などはいろいろあるので詳細は省きますが、ハードルが高いわけではありません。画像生成以外の部分をこまめにチェックしてクリアしていけばOKです。
2023.8.9　今日から新しいタスクが登場しました。「毎日ログイン」タスクです。期間の表示は8/8から8/14となっています。ほぼ１週間周期でタスクやサービスが変わっているので、少しだけ気を付けていく必要があります。３日目と７日目にお得券があるので忘れないようにしましょう。
画像生成の速度について
先週から画像生成の速度が速くなりました。これは有料化との兼ね合いがあるようです。ただし、日本時間で考えて、画像生成が速い時間帯と遅い時間帯があります。当然のことながら平日の昼間が一番速く、夜間は以前より遅いこともあります。
ユーザー
SeaArtを利用しているユーザーが多い国は、日本、中国、韓国だと考えられています。AI広場に行けばすぐにわかりますね。画像にはアジア系の顔が多いです。またハンドル名だとしてもユーザー名にその特徴が表れています。LoRAにも同様のことが言えます。従って、時差もあまりないことから、ユーザーの滞在時間帯も似たようなものとなるので、混み具合が激しいです。
プロンプトと言語
日本語対応となっているSeaArtですが、完全に対応しているわけではありません。もし必要なら、英語でダイレクトに打ち込むか、翻訳サービスや他AIの力を借りることも必要です。
これまでにも指摘してきた例を再び挙げます
「笑顔」と打ち込んで画像生成すると、生成後のプロンプト欄では「へにょへにょした笑顔」に変化することが多いです。言葉のおかしさには違和感がありますが、画像生成的には「へにょへにょした笑顔」という言葉が重要になっているようです。
「笑い」を表す、微笑、爆笑、大笑い、泣き笑いという日本語表現は、画像生成の場合うまく処理されないことがあります。その際はなるべく「目を見開いて大きく口をあけて笑っている。」など具体的表現をするといいかなと思います。もちろん他の場面でも同様です。
内部処理と学習
人物の画像を生成したりある画像のプロンプトを表示させると著名人の名前がプロンプト欄に表示されることがあります。日本人には有名ではない他国の人の名前も。1つの人物画像について複数の人物名が表示されることもあります。
人物に限らず、AIが何を学習したのかあるいは利用したのかということがわかることが、これまでの「遊び」の中でたくさんありました。
「ビートルズ」とだけ打ち込んで４人をまとめて生成すると、特徴はあるものの別人としか思えない４人になります。しかし、一人ずつの名前を打ち込むとかなり本人に寄った画像が生成されます。
名画、ポスター、すでに作成されたあらゆる作品や画像、その名前のみプロンプト欄に入れて画像生成させると、それを学習したのかしないのかまたどの程度なのかが直感的にわかると思います。
制限モード
オンとオフにより、NSFW画像(※職場で見るにはふさわしくない画像)の表示が変わります。初めのころはこのモードがありませんでした。それでも、設定にかかわらず、ピンクのNSFWのままということはあります。
終わりに
今、様々なAIは、ベータ版か初期バージョンの黎明期にあります。これからもっと進化をとげ、能力の高まりとともに有料化が加速するでしょう。コイン、ポイント、権利などサービスごとに呼称は異なるものの、現時点では無料のままストックできたり毎日補充されたりしています。
また、先月の某著名サイトのアンケートでは、AIに対して、「使用していない。関心がない。」という回答者が約79パーセントでした。今参加することは、先行して参加する者がメリットを享受できるということです。好むと好まざるとにかかわらずAIは世の中に浸透していくでしょう。そして何より変わるのは「仕事」です。あのTV局ですら、すでに実験的にAIがニュースを読んでいますから。