NO.209 手の生成と修復(再々)
自力生成します。
「右手だけ、ピースサイン、背景無し、アクセサリー無し」
手の生成は、全滅です。というより唱えた呪文がほとんど生きていないのですが…。レベル1の魔法使いは力を失ったのでしょうか。
左から2番目は完全に両手があるので除外して、他の3枚の修復を試みます。
左端の画像をVバリエーションに持っていきます。
高級修復→人物修復→手 オン
ノイズ除去強度 0.5
「手をきれいに、手を正しく」
左から3番目の画像をVバリエーションに持っていきます。
高級修復→人物修復→手 オン
ノイズ除去強度 0.5
「手を解剖学的に正しく」
右端の画像をVバリエーションに持っていきます。
高級修復→人物修復→手 オン
ノイズ除去強度 0.5
「手を解剖学的に正しく」
指が5本になった画像が3枚。本数だけで考えるなら、「解剖学的に」の呪文は、まだ生きていたのかと再認識しました。
△と〇判定の2枚を拡大します。
人差し指が惜しかったです。
この画像をコントロールネットへ持っていきます。
超高画質の再描画→失敗 すべてが4本指に。
canny→失敗 人差し指が物体に または、人差し指に爪
このことから、△とした「人差し指の先端」部分は失敗画像であったことがわかりました。
最後の希望の1枚です。
この画像を元に、コントロールネット→cannyで画像生成します。
4枚ともOkです。
手の生成
手や指の生成は、まだまだ良くありません。これは、SeaArtに限ったことではありません。他の画像生成AIでも同様です。
手の生成に関しては、プロンプトもあまり生かされません。複数のAIで確認しましたが、ピースサイン、OK、グッジョブは理解してくれるようです。じゃんけん、グー・チョキ・パー、拳、手のひらを~、グータッチ、いろいろ試してみましたがうまくいきませんでした。それらを英語表現に直しても同様でした。
手の修復
塗りつぶしの方法は全く使えなくなったので、今回のような方法しか使えないような気がします。頑張って数をこなさないと修復できません。人間の根気が必要です。
Adobe Fireflyで生成させた「OKポーズの手」です。これをSeaArtのコントロールネットへ行き、複数の選択肢を使っていろいろ生成してみます。何かの変化を伴うものは、ほぼ劣化してしまいます。他に、手のひらを開いたもの、グータッチでも試しましたが同様でした。
最後に、Adobe Fireflyでは正しく生成されたプロンプトを使って、SeaArtで生成してみます。
Adobe Firefly
「手でハートの形を作っている1少女、ヘッドショット」
SeaArt
「手でハートの形を作っている1少女、ヘッドショット」
指の数のおかしさと手で作られた空間に物体を生成してしまうところが、「デフォルト」しかなかったバージョンの時から変わっていないです。
第一関節までの指の腹の生成が前より悪くなっています。また、このようなプロンプトでは、どうしても物体を生成してしまいます。
このブログで訪問者が一番多いのは、第59回です。テーマが「人物修復~手~」でした。ブログ内を「手の修復」で検索すると7つの回がヒットします。唯一のアナログ的方法が一番効果があるとはとても皮肉です。まずは手の生成、そして「修復」全般と「塗りつぶしによる再生成」がもっと良くなればいいのにと思います。
テーマとはかけ離れてしまいますが、画像的に、最後はすっきり終わりたいものです。そこで、Fireflyの画像とSeaArt最後の画像を使ってフェイススワップします。
Firefly
「手でハートの形を作っている1少女、ヘッドショット」
SeaArtでフェイススワップ
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