SeaArtで遊ぶ第146回

第146回遊びのテーマ
「1枚の画像に複数の違う顔」

フェイススワップ 第2弾の時に課題が残っていました。それは、1枚の顔に複数の違う顔を違和感なく生成させることです。
プロンプトを何とか考えて画像生成しました。以下の画像には、ナンバーだけ振っておきます。

11

12
顔の課題としては、一発で成功したと思います。それでも、プロンプトを同じにしてもう少し確かめてみます。

21

22
モデルによる影響はやはり大きいです。
ここまでの設定は、「モード デフォルト」で「モデル」が違うものでした。今回、プロンプトや詳細を公開できない理由があります。変な言葉、服装、背景など人物以外に関するプロンプトは全く使っていません。しかし、この後、「モード デフォルト」で「モデル」を変えて画像生成を続けていくと、どれも一部の人物が半裸か全裸になってしまいました。
「モード デフォルト」で「モデル」を変える試行はあきらめて、SDXLに移動しました。プロンプトはそのままです。

31

32

モデルを変えます。

41

42
顔は違うのですが、衣装等が同じになってしまいました。
モデルを変えます。

51

52
同じプロンプトなのに1人になってしまいました。一度に2枚生成してもこのように違う顔になるのは、使用したプロンプトのどこが選択されたかによります。プロンプトの五分の一ずつしか使われていませんでした。
モデルを変えます。

61

62

モデルを変えます。

71

72

ここまでのまとめ
1枚の画像に複数の顔を生成させることは成功しました。
なぜか、衣装や雰囲気がネイティブ・アメリカン風になってしまいます。
複数人生成させるプロンプトでも一人のことがあります。
「デフォルト」と「SDXL」では、プロンプトの解釈に大変な違いがあります。
ここで、前回の、フェイススワップの課題にもう少し取り組んでみます。
71番画像→72番画像

100

逆方向、72番画像→71番画像は変化しませんでした。
51→11

101

とても興味深いです。7人のうち、左上と左下の人物の顔だけ変わりました。
100→11

102

101番画像同様、7人のうち、左上と左下の人物の顔だけ変わりました。
前回の検証では4人のうち3人フェイススワップが成功しました。
今回の検証では7人のうち2人フェイススワップが成功しました。
複数回試行した結果、どちらの場合も同じ位置にある人物の顔だけ変わりました。
今回も、複数→複数は試しましたが成功画像は得られませんでした。
「フェイススワップ another」についてのまとめ
1→複数のフェイススワップでの挙動が大体つかめたようです。
複数→1は、ほぼ成功します。ただし、任意の誰かの顔にはできません。
複数→複数は、場合によりけりで不安定です。

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