第134回遊びのテーマ
「モデル (再)」
現バージョンの公式アナウンスによると、モデルとLoRAの数は著しく増加しています。その数は、千の桁になっていますので、それらすべてをチェックしたり使用したりするのは、困難というよりほぼ無理です。
ただ、前にも書きましたが、特殊用途のものも多く、汎用性が低いものもその数に含まれています。
一方でそれぞれがバージョンアップしているというアナウンスもありますので、そちらは楽しみです。
『いつものようにお借りして』がなかなか難しくなってきました。理由の一つ目は、VIP専用SeaArt2.1モードかスタジオの使用による作品が増えてきたことです。二つ目は、img2imgやコントロールネットを使用した作品が増えてきたことです。画像そのものを使用することはできますが、作成の過程をたどることはできません。
さて、本日のお題「モデル」について
いつものように初めにお借りしてきます。
そして、プロンプトはそのままに、モードはデフォルト、モデルだけ変えて画像生成していきます。
元画像
img2imgによって作成されたものです。従って、プロンプトは後出しじゃんけんです。
プロンプト
色とりどりの尻尾と長い首を持つドラゴンの絵, ドラゴンの肖像画, ドラゴンアート, ドラゴンの肖像, エピックドラゴン, 神話上の生き物, ドラゴンの油絵, 詳細な竜, 色と豊かなディテールがいっぱい, 非常に複雑でカラフル, 伝説の龍, 詳細アート, 神龍, 詳細塗装 4 K, 龍の顔, 擬人化されたドラゴン, ドラゴンヘッド
Counterfeit-V3.0
DreamShaper
MeinaMix
Dreamscapes & Dragonfire ※名前にドラゴンがあったので使いました。
BreakDomain
Disney Pixar Cartoon type B
Protogen v2.2 (Anime) Official Release
【Checkpoint】YesMix
Crosskemono3
Flat-2D Animerge
最後は、
モード SDXL
モデル [Lah] Mysterious | SDXL
まとめ
こうしてみると、モデルの影響はとても大きいことが改めてわかります。最後のSDXLモードが、やはり一番プロンプトに沿っているようです。
おまけ
四辺のどこかに細く黒い帯が生成される、四辺の問題が解決されたようです。生成数が少ないので、まだ確定はしないことにしておきます。
一度に4枚生成させたときの左端のまとめ画像は、左クリックして拡大後に、右クリックして「名前を付けて画像を保存」できるのですが、バージョンアップごとにそのデフォルトのファイル形式がころころ変わります。
jpg、png、webpのどれかになっています。今は、webpになっています。恥ずかしながら今までwebpとは何かということを知りませんでした。そして、今頃調べてきました。
WebP (ウェッピー)とは、GoogleがWebサイトの表示速度短縮を目的として開発した静止画像フォーマットのことで、画像の画質を担保したまま軽量化した画像を書き出すことができます。 画像が軽いことでページの読み込み速度の改善が期待でき、SEO的にもプラスに働きます。
webpは、2023年現在のOS、ブラウザ、エディターなどで正常に表示、扱うことができます。2010年に発表された仕様があり、2013年のMozillaの比較調査以降の記録はありません。最新版は、2023.1.13のもので、V-1.3.0となっています。2013年のMozillaの比較調査では、jpgと変わらないという結果がでています。
画像変換サイトで実験しました
保存したwebpをjpgにファイル変換しました。サイズが211KBから1538KBになりました。
その1538KBのjpgファイルを、webpファイルに再び変換しました。1169KBになりました。
SeaArt内で保存するwebpファイルは、とてもサイズが小さいことがわかりました。
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