第111回遊びのテーマ
コントロールネット 「超高画質の再描画」
今回は、「ぼかした画像」を作り、SeaArtの能力を確かめたいと思います。
はじめに、元画像を用意します。
次に、画像編集ソフトを使ってぼかし画像を3種類作ります。ぼかし度の最大値は500.0です。500.0の値では画像が一色になります。
3種類のぼかし度の値は、2.0と3.0と5.0です。つまり、2/500、3/500、5/500となります。数値が小さいように思われるかもしれませんが、作成画像を見れば、納得いただけると思います。
2.0
3.0
5.0
ここから、SeaArtの2つの方法の実力を試します。
一つ目は、クイックAIのHD修復です。
2.0を修復
3.0を修復
5.0を修復
2.0を修復では、少しだけ画像がよくなりましたが、3.0と5.0では、ビフォーとアフターの違いがよくわかりませんでした。
2つ目は、コントロールネットの「超高画質の再描画」です。
2.0を再描画
3.0を再描画
5.0を再描画
「再描画」ですから、ぼかしをとるのとは違います。でも、用途的にはとても使える印象です。人物の顔やアーマーの質感・色などに変化は見られますが、大まかに言って問題はないでしょう。
ぼかしが大きくなると、再描画画像の人物がふっくらしていくのには少し納得しました。5.0をここまで再描画できるとはすごいなと思います。
まとめ
今回は、元画像を故意にぼかして修復力あるいは再描画力を確かめました。しかし、実際に使用する場面を考えると、「ぼかした画像」ではなく、初めから「ぼやけた画像」があるわけです。それを使える状態までもっていくのに、「コントロールネット 超高画質の再描画」は、とても有効だと思います。
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