動画生成AI
以前にも試用したpika1.0で動画を2つ作ってきました。場面は、バレンタインデーでチョコを渡す設定です。3秒しかないのですぐに終わります。
どちらもチョコを渡す一瞬が変ですね。プロンプトで年齢指定していますが、ギャップがありすぎます。pika1.0はとても話題になっていますが、客観的には、gen-2と同程度かなと思います。どちらもまだまだこれからですね。
2024年は、動画生成AIの年と言われていますが、それらは、どこまで進化するのでしょう。
さて、AIで遅れをとるGoogleは、動画生成AIについて発表しました。『Lumiere(ルミエール)』というのだそうです。最大の特徴は、Diffusion系ではなく、別の生成の仕方をするところにあると言います。素人なので詳しいことは説明できませんが、具体的イメージはわかります。例えば、静止画のモデルの口を動かして話をさせる動画を作るとします。すると現時点の動画生成AIでは、口周辺、頬、首元などに違和感が出てしまいます。Lumiereは、そのようなことが少なくなる仕組みだそうです。何だか楽しみです。
AI界では、融合も進んでいます。例えば、すでに多くのユーザーを獲得しているであろうCanvaに、D-IDが実装されました。それにより、Canva内でD-IDが使えるようになりました。試したところ単体時と機能は変わりなく、Canvaとの合わせ技も使えるので便利です。ただ、動画内には流れるウォーターマークが生成されるようになり、明らかにそれとわかるものになってしまいました。以前は、片隅にロゴ表記があるだけでした。
SeaArtも動画に積極的に取り組んでいるようです。しかし、生成となると難しいところがあるようですから、AIフェイススワップにみられるような機能を充実させていけばよいのになと思います。他には、インスタグラムのショート動画に見られるように、静止画をストップモーションで動かすとか音楽を付けるとか、そのようなものなら難易度が下がると思うのですがどうでしょうか。
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