ImageFX
Googleの画像生成AI、ImageFXを使ってみました。SeaArtあるいはStable Diffusion、他の画像生成AIが苦手なプロンプトを使用して比較してみます。
まずは、普通に画像生成してみます。
ここで特徴の一つである画像編集機能を使います。上の画像の1枚を選択します。そして、画像編集モードにします。カラフルな部分をブラシで塗りつぶします。プロンプト欄に「fire works」と入力して生成します。
面白いですね。編集機能は便利です。トランペットの先端部分までブラシで塗りましたが、きちんと再生成されています。
次は、手の生成です。
「手でハートマークを作る」
指の生成は勿論のこと、2種類生成されたところもいいですね。
次は手の生成例二つ目です。
なぜか魚眼レンズのようになりました。また、3枚だけ生成されて1つはエラーになりました。肝心の手やバイオリンはばっちりです。
次は、最難関のアーチェリーです。
変なところはほとんどありませんでした。一つのプロンプトでこのように生成されることは、長所とも短所とも言えます。ImageFXにも「シード」があって、SeaArtと同じように固定とランダムを選択できます。
手の生成、楽器、構図を見るために次のプロンプトで生成します。
「ロックコンサート、ギタリストソロプレイ」
構図というかアングルがいいです。他の画像生成AIは、このプロンプトだと、ギタリストがマイクで歌うことが非常に多いです。しかし、こちらは一人も歌っていません。残念ながら手が崩壊しているものがあります。
最後は文字です。
「HAPPYというロゴが書かれたTシャツを着ている男性」
文字は完璧です。
まとめ
よいところ
・初心者にもやさしいと言われていますがまさにその通りでした。
・手や物体の生成はとてもいいです。
・文字の生成も完璧でした。
・画像生成時間はほぼ1分弱でとても安定しています。
マイナスなところ
・プロンプトは英語のみです。
・画像サイズが選択できないです。
・細かい指定ができないので作りこみはできません。
・おまかせ要素が強く意図しない画像も生成されます。
しばらく他の画像生成AIを使っていませんでしたが、比較してみるとSeaArtの良いところ悪いところが浮かんできます。
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