ChatGPTの新機能「GPTs」
ChatGPTの「GPTs」は、カスタムChatGPTが作れる新機能だということです。できるだけ簡単に短く説明したいと思います。
ChatGPTの有料ユーザーは誰でも、カスタムChatGPTを作ることができます。例えば、私にその権利があってカスタムChatGPTを作ることができると考えてみます。
このブログにある内容のうち、権利侵害しないものを情報ソースとします。それをすべて読み込ませて、カスタムChatGPTを作ります。
そして、「How to use SeaArt」というタイトルで公開します。
ユーザーが、「SeaArtでポーズを変えるには」と質問すると、このブログにある情報の範囲で答えるというわけです。
OpenAIでは、ChatGPTを利用した収益化を11月に行うことにしていたそうです。しかし、報道にあったような社内の問題で2024年1月に延期されたとのことです。
ChatGPTの新機能「GPTs」は、明らかにそれに沿ったものであると言えるでしょう。11月からすでに話題となっている使い方があります。canvaと連携させて4コマ漫画を作れるカスタムGPTが公開されています。構想の骨組みを与えて、二つのAIをシームレスに使えば、4コマ漫画を作成できます。
また、別な使い方も想定されます。例えば、社内Q&AのカスタムGPTを作れば、業務に役立つこと間違いなしと言えるでしょう。このように、ユーザー次第で使い方は無限大です。
11月に公開されたばかりの新機能ですが、重要な注意点があります。カスタムGPTを作成するときに個人情報が洩れる危険性を、アメリカのある大学教授が指摘しています。実際に、作成とは無関係のファイルが読み取られていたケースがあったことが報告されています。
AIの進化は、止まることがないようです。
コメント