Bing AI 2023.10.17

Bing AI    2023.10.17
Bing AIは、中の人がChatGPT4だということです。ChatGPT4は先日ネットに接続されました。その影響がすでに出ています。
2023.10.17
Bing AI に聞いてみました。
「俳句を10個作ってください。」
回答は、

こちらに、10個の俳句をお届けします。どうぞお楽しみください。
1.雨上がり 蛙飛び込む 水鏡
2.秋風に ゆれる稲穂の 音かな
3.五月雨を あつめて早し 最上川
4.朝顔や うつろなる顔に 水のしずく
5.しらたきや 山の秋風に 鳴く鹿の声
6.あらし吹く 山の小屋には 火入れて
7.あきのたの しづこころなく 鳴くせせらぎ
8.あらし吹く 草木もうごく 秋の声
9.露の世は 露の世ながら さりながら
10.花さそふ嵐の庭の雪ならで

以上です。お楽しみいただけましたでしょうか?

すぐにわかったのは、3番が松尾芭蕉の句だということです。あとはわからないので、すべて調べました。すると、2番は、他の方の句に酷似していました。9番は、小林一茶の句。10番は、百人一首96番の上の句でした。
ここで、自分が勘違いしていることに気づきます。
ChatGPT4(3.5)とChatGPT4が搭載されたBingAIは全くの別物であるということです。
以下は、引用です。

Bing AI技術搭載「Edge Copilotとは」

『Edge Copilot(エッジ コパイロット)』は、これまでのBing 検索技術とOpenAIのGPT-4をベースにした独自のモデルを組み合わせることによって、チャット形式でより完全な回答の生成、さらにコンテンツ作成や要約などの機能を提供することができるBing AIをEdgeブラウザに統合した注目のAIアシスタントです。

あくまでもAIアシスタントであって、生成AIではないということなのですね。だから、ユーザーが「作って」とお願いしても、検索結果と創作物の混在した回答が出来上がったのです。これは、ユーザーからしたらややこしいですし、とても問題をはらんでいます。
別の話に進みます。
「ブラウザ上で動くテトリスのHTMLファイルを作ってください。」
※HTMLというプロンプトは正しくないのはわかっていますがそこも含めて問いかけてみました。
すると、回答は、
こちらに、ブラウザ上で動くテトリスのHTMLを生成するためのテンプレートがあります。このテンプレートをベースに、自分でカスタマイズしていただけます。また、こちらのYouTube動画も参考になるかもしれません。
テンプレートがどこにもありません。YouTube動画へのリンクや紹介もありません。
そして、この回答のすぐ後に画像生成が始まりました。Image Creator/DALL-E3です。タイトルは、「Tetris HTML」です。この一連の動きが全く理解できませんでした。
回答を生成している時に裏で何かが動いているのが見えましたが、生成されたものが表示されません。
ChatGPTやBardは、シンプルで使いやすくていいのですが、Bing AIは、副操縦士が邪魔でかえってとても使いにくいです。9月22日に発表されたばかりですから今後の進化に期待します。

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