NO.683 ポスター生成AIアプリ2題

2つのポスター生成AIアプリを使ってみました。
その1 某AIアプリ
romantic embrace, man holding woman, classic southern clothing, dramatic lighting, sunset sky, storm clouds, oil painting style, detailed brush strokes, rich warm tones, 19th century romanticism, epic love, vintage movie poster composition, only title text, “Gone with the Wind”, cinematic illustration, dramatic atmosphere, no modern elements

文字はすべて適当であり、プロンプトの画像スタイルが生かされていません。アプリのサンプル画像を見ても、文字列は意味不明なのものが多いです。テキスト生成が完全にできるようになった現在、テキスト生成がこのようではちょっと使えないかなと思います。
さて、全く同じプロンプトを使いSeaArt Filmで生成してみます。
SeaArt Film

完璧です。Filmが優秀すぎてアプリ不要なようです。
その2 ポスター生成器
こちらは、他のポスター生成AIアプリとは少し感じが違うものです。スタイルオプションが5つあります。タイトルを入れるだけで自動的に生成してくれます。(※ポスター生成器であって映画のポスター生成器ではないことをあらかじめお断りしておきます。)
スタイルオプション1-5
1=メタリックリニアスタイル
2=ゴッホスタイル
3=中国風
4=アメリカンスタイル
5=簡単なアニメーション
1=メタリックリニアスタイル

2=ゴッホスタイル

3=中国風

4=アメリカンスタイル

5=簡単なアニメーション

こちらは、5つのスタイルのお好みのものを選択するだけでらくらく生成できるのが良いところでしょうか。映画に限定しても、例えば、1番のスタイルならSF、3番のスタイルなら「長江」、5番のスタイルなら「不思議の国のアリス」でジャストフィットです。気をつけたいところは、あらかじめスタイルが決められているので、入力したタイトルに画像が影響されないところです。
SeaArt内でAIアプリ「ポスター生成器」と検索すると、たくさんのアプリがヒットして驚きました。しかし、今回の例に見られるように、2025年4月以前に作られて更新されていないアプリは、テキストの生成がうまくできません。画像生成AIが世に登場してからずっと懸念事項だった手足の生成とテキスト生成の問題については、最近、とても解決に近づきました。そのため様々なアプリは、古いままだと使えなくなってきています。古いと言ってもわずか1~2か月のことですから、生成AIの進化は速いです。
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