SeaArt Plus 「ラリーカー」

NO.643 SeaArt Plus 「ラリーカー」

SeaArt Plusを使って動画生成します。今回は、動画生成プロンプト用のGPTsを初めて使いました。

「動画生成プロンプト」で検索するとsora用のプロンプトの作り方がたくさんヒットします。書かれている重要な部分はほぼ同じでした。「どこで、だれが、何を」この3つをプロンプトにきちんと入れなさいというものです。2024年12月にsoraが公開されて以降、そのような情報がたくさん発信されるようになりました。

さて、話を本題へ
まず、GPTsについて先に言うと、画像生成プロンプト用のものより優秀でした。

では、早速生成してもらったプロンプトで動画生成します。

SeaArt Plus
Txt2Vid

Create a 5-second cinematic rally car video in a dense forest. The car speeds through rough terrain, kicking up mud and gravel. The sequence starts with a drone shot tracking the car from above. It then switches to an onboard camera showing the driver’s intense control. As the car hits a water puddle and roots, the scene shifts to slow-motion, capturing a dramatic airborne moment. The video ends with a powerful landing, dust flying, and a blackout for a thrilling effect. The soundtrack features deep bass and tension-filled synths, enhancing the adrenaline rush.

素晴らしい出来でした。前回の毎日の挑戦「春休み」動画と比べて格段に違います。

次に、Img2Vidを試します。まずは、元画像の準備です。上の動画用プロンプトをそのまま入れて画像生成しました。

元画像

プロンプト欄には何も入力せずに生成しました。

SeaArt Plus
Img2Vid

画質的には、十分満足です。

どちらの生成方法でも画質はかなり良かったです。使用したGPTsは、動画の生成時間を5秒から設定でき、それをプロンプトに反映してくれます。

※SeaArtで気を付けること
二つ目の動画の両サイドには黒い帯が入っています。生成された動画の縦横比とYoutubeの縦横比が合っていないのかと思います。Txt2VidとImg2Vidで違いが出てしまいました。これは、元画像や動画に関する問題ではなく、SeaArtの問題だと思います。なぜならSeaArtの各モードで16:9を選択した時、表示アスペクト比とピクセルで計算した実際の比率が違っているからです。

デフォルト 768×432[16:9] 768÷432=1.77・・・
SDXL 1344×768[16:9] 1344÷768=1.75
スタジオ 1024×592[16:9] 1024÷592=1.729
動画生成時(Txt2Vid)の画像設定[16:9] 1280×720 1280÷720=1.77・・・

16÷9=1.77・・・

なぜこのような仕様になっているのかはわかりません。統一してくれたらありがたいなと思います。このように、創作した画像や動画を他で加工・使用・公開するときには困ったことになることがあります。動画生成では、Txt2Vidの時だけアスペクト比が選択できます。Img2Vidでは、元画像の縦横比がそのまま使われるように思いますが、そうではないことも確認しました。動画生成では、Img2Vidの場合、縦横比に気を付けた方が良いようです。

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