NO.607 久しぶりに「色」について確かめる
2023年にブログでお話したことが、今はどのようになっているか確かめてみたくなりました。テーマは、「色」です。
SDXL
ZavyChromaXL
Illustration style
赤いバラと一人の女性 , ゴンビアート

1枚目にこの画像が生成されたので、もう大丈夫なのかなと思ってしまいました。それは、どういうことか説明します。「赤」はバラについている形容詞です。しかし、2023年には、このようなプロンプトでは、女性の服まで赤くなりました。画像の中の口紅の赤色が気になりつつ次の色へ進みます。
黄色い向日葵と一人の女性 , ゴンビアート

2枚目にしてあることを確信してしまいました。「黄色い」は、女性の服またはそれ以外にも影響を及ぼしています。全体的に統一感を出すためなのでしょうか。
紫の花と一人の女性 , ゴンビアート

やはりお化粧が紫トーンになっています。服は当然のように紫です。
緑の花と一人の女性 , ゴンビアート

ピンクの花と一人の女性 , ゴンビアート

今度はハイヒールがピンクになりました。服は白で、少し面白いです。
青の花と一人の女性 , ゴンビアート

服は無いようですが・・・、問題はないようです。
金色の花と一人の女性 , ゴンビアート

プロンプトの「と」が悪いのかもしれないので、変えてみます。
金色の花、一人の女性 , ゴンビアート

「色」について
ブログNo.200までに何度か、「色」について今回のような確かめをしていました。2025年現在も状態は変わっていないようです。統一感を出すためにあえてそのようにしているのかどうかはわかりませんが、花に指定した「色」は、人物のいろいろな部分(服、化粧、履物他)にまで影響します。
SeaArtの特別色「黄色」「金色」も変わっていないようです。この二つは、一番影響が強い色です。例えば、今回の例では、赤とピンクは服がその色になりませんでした。特別色の2色は、服がその色になる確率がとても高いです。
「色」の話は良いとか悪いということではなく、短いプロンプトで指定が少ないとこのようになる傾向があるというお話です。一つずつに細かい指定を入れて望む色の画像を生成するもよし、あえてこの傾向を利用して色的に統一感のある画像を作り出すもよしということですね。
おまけのひとこと
同じ設定を使って、色以外の部分を同じにしたプロンプトで画像生成しても女性の表現がとても違って驚きました。
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