デコトラ

NO.593 デコトラ

「デコトラ」の画像を生成したいと思います。GPTsにお願いして生成された英語と日本語のプロンプトを2つ使います。

スタジオ
SeaArt Realism

Japanese decorated truck, Dekotora, heavily customized truck, neon lights, chrome details, traditional Japanese painting, Showa era style, artistic airbrush, glowing lamps, retro truck, highway at night, cinematic lighting, highly detailed, dramatic composition

昭和時代の日本のデコトラ。車体には龍や桜のエアブラシアートが描かれ、メッキのフロントバンパーとオーバーフェンダーが輝く。ルーフには巨大な電飾看板が載り、夜の高速道路を派手に走る。無数のネオンとランプが光り、ノスタルジックな雰囲気を醸し出している。

※昭和のデコトラというより、平成・令和の痛車に近いです。トラックが外車になっています。

以下、二つのプロンプトを使い、設定だけ変えていきます。

スタジオ
SeaArt Infinity

やはり外車になってしまいます。

SDXL
Juggernaut XL

上の画像では、国産のトラックになりました。下の日本語プロンプトの画像は、トラックになりませんでしたが、ケンメリに似ているところは面白いです。この設定は、国産車に向いているのでしょうか。

デコトラが痛車のようになってしまうのには理由があると思います。それは、昭和の時代と平成・令和の時代では、デコレーションするための物や技術がとても違うことです。例えば、昭和時代は、現在のようにLEDでいろいろな色を表現することはできませんでした。電飾をするための物や技術が進化したので、今回生成した画像のようになるのは、自然なことかと思います。

トラックが外車になるか国産車になるかは設定によって変わりました。それは恐らく、トラックに限らないことかと思います。小さな発見がありました。

さて、普段は、モデル・LoRA・プロンプトをどれにするか考えて画像生成すると思います。しかし、今回の例のように時代を遡って生成する場合、なかなか思い通りにいかないのかなと思います。時代を指定しても令和のものになってしまう可能性が大いにあるようです。単に時代を指定するのではなく、一つずつプロンプトで詳細に設定しないと望む画像は得られないようです。例えば、過去に創作した「江戸の市中を走る忍者」でもそうでした。それは、街が江戸時代にならないことです。物や背景を時代考証に基づき正しく生成することはかなり難しいと思います。そこまでAIが進化してくれるといいのですが。

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