設定とプロンプト

NO.475 設定とプロンプト

お借りしてきたプロンプトを少し修正して使います。「細菌ウィルス」という言葉を「果物」に変え、一部を削除し、背景を加えました。

こんにちは, 果物の集団のイメージを描いてほしい. 私たちは果物について話しています, しかし、それは音楽の原動力のバンドだ. エレキギターを演奏する別の果物,, マラカスを演じるもう一つの果物, キーボードを弾くもう一つの果物, アコーディオンを演奏するもう一つの果物, そしてそれは擬人化されたいろいろな果物です。背景はリオのカーニバルです

※日本語の文章としては大変おかしいですが、SeaArtあるあるで、このまま変更しない方がうまくいきます。

設定
デフォルト
RevAnimated

「果物の集団」というプロンプトしか生きていないように思います。

設定
SDXL
Animagine XL V3.1
xl_more_art-full / xl_real / Enhancer 値0.55

こちらも「果物の集団」というプロンプトしか生きていないように思います。スイカやパインなどがリンゴ化しています。

この設定のまま、Refinerをオンにします。

「擬人化されたいろいろな果物」というプロンプトが少し反映されました。

設定
クイックツール
Flux

これまでと大違いで、イメージしたものにかなり近づきました。

設定
スタジオ
SeaArt Infinity

背景以外は、ほとんどプロンプトに忠実かなと思います。

FluxとInfinityのプロンプト理解の優秀さは素晴らしいです。今回の長めのプロンプトを見事に理解しています。惜しいところは背景でした。「リオのカーニバル」というプロンプトが良くなかったようです。「カーニバル」とすると背景がそれなりに生成されます。「擬人化」というプロンプトは完全に理解されました。しかし、「リオのカーニバル」は理解されませんでした。ここに、生きるプロンプトと生かされないプロンプトの違いのヒントがあると思います。

プロンプトについては、設定によって理解に雲泥の差がありました。しかし、画像生成全体として捉えると、モデルやLoRA(+設定値)があることを考えると、デフォルトやSDXLも捨てがたい設定です。日々、進化する画像生成AIですが、ユーザーの工夫によってその進化以上にたくさんの創作方法が生まれていくのかなと思います。

※文中、「理解」という言葉を使用していますが、実際は「処理能力」「処理方法」「パラメーター」などいろいろな要素が考えられると思います。適切な言葉がないので「理解」という言葉で代用しています。

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