NO.470 AI動画生成 img2Vid —part3—
『AI動画生成 img2Vid 』の第3回になります。プロンプト欄に複数の文を入力して確かめたいと思います。
元画像

プロンプト
女性は前方へ歩き出す。赤い車は後方へ走り去る。木々は静かに揺れている。空は夕焼けに変化する。ビル群はだんだん小さくなる。
生成動画
プロンプト1つずつについてチェックします。
女性は前方へ歩き出す。
指示通りですが、足の動きに違和感があります。全体的にそれほど崩れてはいません。
赤い車は後方へ走り去る。
車は動いていません。ただし、女性が歩き出すとともに相対的に車が小さくなっていくので動いている雰囲気だけはあります。
木々は静かに揺れている。
これは、きちんと指示通りになっています。
空は夕焼けに変化する。
全く変化しませんでした。このことから、元画像にあるものを動かすことはできるけれど、変化させることはできないとわかります。
ビル群はだんだん小さくなる。
女性との相対的関係から小さくなっているような気がしますが、変化はしていないと思います。夕焼けと同じように変化はさせられない例かと思います。
一つのプロンプト例でしか試しませんでしたが、結局「女性は前方へ歩き出す。」だけでよかったような気がします。1500字のプロンプトをフルに書いても、反映される可能性は低いようです。
2例目へ進みます。
元画像

プロンプト欄に「男性が弓を射る」と入力して、スイッチオン。
アーチェリーや弓を射る画像は、ようやく生成できるようになりましたが、動画ではまだまだのようです。今回の一連のテストの中で一番良くなかった例になりました。弓を射た瞬間、手と弓が崩壊し、異物も生成されました。
まとめ
・『AI動画生成 img2Vid』は、元画像に存在するものを動かすことによる動画生成をする。
・動き方に関するプロンプトは有効である。
・元画像に存在するものあるいは存在しないものを任意に生成、変化させることはできない。
・ただし、パート2『イエローサブマリン動画』の気泡のように、元画像に存在するものが、生成されたり消滅したりすることはある。
・動画生成に使用する元画像には、動画化が苦手なものがある。
※2024.10.5
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