NO.468 アルバムジャケットのタイトル
スタジオ/SeaArt Infinityの設定で、プロンプト欄に、ビートルズのアルバムタイトルを入力します。区切りをつけずにカタカナで入力します。
アビーロード
人物と車はやや異なるものの、ほぼ実物通りです。今でもこのショットを撮影する観光客が絶えないそうです。50年以上の時を経てもなお人気は衰えないようです。
ザージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド
アルバムジャケットとは違いますが、他の公開されている画像と人物が酷似しています。
レットイットビー
これは英文として解釈されたようです。後でもう一枚試します。カタカナで入力しても英語の「let」が生成されました。
マジカルミステリーツアー
こちらも英文として解釈されたようです。不思議な旅でしょうか。
イエローサブマリン
潜水艦の形状がアルバムジャケットのものとほぼ同じです。
『レットイットビー』を『let it be』に変えて生成してみます。
間違いなく英文としての解釈でした。
SeaArtには気を付けなければならないところがあります。今回の結果からもわかる通り、ビートルズのアルバムジャケットは一部のものが明らかに学習に使われたと思います。画像生成AIに限らず、AIが学習する元になっているものにはいろいろな権利を持つものが存在します。AIの学習元については、他国で訴訟に発展している例があるのでなかなか難しいところです。
余談ですが、初期のころのSeaArtは、「アビーロード」と入力すると、革製のジャケットが生成されていました。まさか「ア ビロード」っていう落ちではないですよね・・・。今でもまだ「日本語」はプロンプトとして時々使いにくいことがありますが、初期バージョンではそれ以上でした。そのため、一度英訳してから入力した方がよい結果が得られました。
おまけの話
プロンプトの最後に「35mmフィルム」と入っている作品があります。これまでは、「ああなるほど、35mmフィルムで撮影した画像にしたいのだな」とばかり思っていました。ところがある解説サイトを見ると別な答えも書かれていました。それは、「画像のアニメ化を防ぐ」でした。確かに、FluxやInfinityを使っていると、低い頻度ですが、アニメ化された画像が生成されることがあります。その解説を見た瞬間なるほどなと思いました。
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