NO.380 スマート消去 第2回
スマート消去については、その機能が実装されたころに一度書きました。そこで、今回は第2回になります。
元画像を用意します。
右手の指先を一つと余分な物体を消去します。
実は、最初に別な方の指先を消去したのですが、違和感があったのでこちらにしました。指のつながりをよく見るとどちらを残しても違和感は残ります。消すだけではなかなか難しいところですが、一瞬見ただけではわからないかと思います。
次の画像に行きます。
幽霊さんの手を消します。
これはうまくいきました。実験的に更に試してみます。メイン以外のギターを消してみます。
消去跡がぼやけてしまいました。(※こだわりを持って作りこみたい画像なら、背景消去、背景チェンジ、背景合成などを行えば、この画像をもっと良いものにできると思います。また、スマート消去を使って全背景をぼかす方法もあるかもしれません。)
最後に、ハードルの高い元画像を用意します。
手前の物体と左手の親指を消去してみます。同様の操作をCanvaでも行って比較します。
親指はどちらもオーケーでした。ギターとの重なり部分はどちらも難しかったようです。SeaArtの方が少し良いようです。男性の脚のジーンズ部分はCanvaが良かったです。(※SeaArt左端は消去し忘れました。(^^ゞ)
最近、スマート消去をよく使っています。それで、塗りつぶすこつみたいなものがつかめました。塗りつぶしの範囲は、背景・消したい物体や部分などによって広くした方が良い場合と狭くした方が良い場合があります。スマート消去は元画像さえあれば、コストが安いのでやり直しがききます。うまくいかないときは、思い切って塗りつぶす範囲を変えてみるといいかもしれません。それから、最後の例のような場合、何回かに分けて作業するより、一つの物体を一気に塗りつぶして消去した方がうまくいきます。複数の物体を消去する場合も同様です。
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