再現性

NO.367 再現性

NO.367ということで「SeaArtで遊ぶ」を始めてから1年過ぎたのだなと感慨深いです。

近頃、SeaArtにログインして気づくのは、ホームに載せられている作品群の偏りについてです。クリックしてみると、そのほとんどが2023年に創作されたもので、しかもモードが、「スタジオ」のものが多いです。スタジオは、先日、リフレッシュされたばかりで、現在はアニメモードしかありません。運営がどんな意図を持ってそうしているのか推し量ることはできません。

そんな中、デフォルトモードで創作された2つの作品をお借りして気が付いたところがあるので紹介します。

2つの例は、約1年前に創作されたものです。設定とプロンプトをそのままにして創作します。一例目は、縦横比を間違えてしまいました。

1年前
現在
1年前
現在

SeaArt、モデル、LoRAのバージョンアップ、アップデートにより、同じ設定同じプロンプトでも生成画像が絶えず変化することは理解しています。しかし、こうして1年前と比較してみると変化の大きさに驚きました。また、二つの例では、全く違うモデルを使用しているのですが、変化の仕方に共通性があるように思います。そう考えると、モデルやLoRAより、SeaArt本体の変化が大きいかなと思います。

随分過去の記事になりますが、「いい作品ができたらエクセルに保存してみては。」ということを書きました。設定のすべて、プロンプト、シードを記録しておけばいつでも使いたい時に使えると思っていました。しかし、今回の検証により、時間が経過するほど再現性が低くなっていくことに気づきました。

また、「プロンプトが使えなくなった」という記事に書きましたが、同一プロンプトでの再現性も低くなってきています。これまで、プロンプトの順序や強調構文については随分検証してきました。それはそれで価値のあることであったと思いたいです。それでもやはりプロンプトに関しては、直近のブログで書いた通り、画像生成AIに特化した生成AIを積極的に活用するのも一つの有効な手段かなと思います。

おまけの話
Canvaの画像生成アプリに「マジック生成」というのがあります。生成時の選択肢の一つには、「ステンドグラス」があります。例えば、「フルートを演奏している人」というプロンプトで生成すると、間違いなくステンドグラス画像が生成されます。ところが、あるテーマについて、GPTsの画像生成AIに特化した生成AIで生成したプロンプトを使用したら、ステンドグラスではない画像が生成されました。プロンプト入力の際には、「5つの要素」の入力を求められますが、入力できる文字数の最大値に近いところまでプロンプトを入れてあげるとオリジナリティーが生かされた画像を生成できます。Canvaはある程度までなら無料で使えますので、画像生成を試してみることができます。

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