NO.328 漫画について学ぶ
いつものようにお借りしてきます。
A-Zovya RPG Artist Tools
日式漫画
コミックストリップ, 1人の女の子,1人の男の子,オフィス
右側の男性の手が気になったので自前のLoRAを足します。シードは同じなのですが、画像が変わりました。
面白いことに、比べてみると、手が変な男性のコマの所だけかなり変わっています。
自前のLoRAを外して新たなLoRAを加えます。
Idol_SaitoA_JP
画像が乱れてしまいました。初めのLoRAと自前のLoRAの設定値は0.8でしたが、今回の設定値は1.0でした。他のLoRAや設定値についてもいろいろ確かめました。当然のことながら、メインのLoRAの設定値0.8を超える設定では、漫画の場合はうまくいきませんでした。しかし、追加するLoRAが漫画系の場合のみ成功します。
LoRAを付け足します。
Anime Lineart / Manga-like (线稿/線画/マンガ風/漫画风) Style 設定値1.0
設定値を変えます。
Anime Lineart / Manga-like (线稿/線画/マンガ風/漫画风) Style 設定値0.75
ここで、プロンプト「コミックストリップ」について調べます。
コミック・ストリップ(英語: Comic strip)とは、ストーリーを一連のコマやイラストレーションにより伝える漫画作品のことである。
RevAnimated
コミックストリップ, 1人の女の子,1人の男の子,オフィス
で生成します。
「コミックストリップ」を「コミック・ストリップ」に変更します。
コミック・ストリップ, 1人の女の子,1人の男の子,オフィス
コミック・ストリップの解説の続きがありました。
漫画家あるいは画家によって執筆され、新聞やインターネット上で連載されるもので、アメリカではとくに新聞漫画を指す。
生成画像は、もしかしたら作品ではなく漫画家本人なのでしょうか。
元へ戻って初めにお借りした設定でプロンプトを変更します。
マンガ、 1人の女の子,1人の男の子,オフィス
マンガ、 正面を向いている1人の男の子,オフィス
右の画像をコントロールネット scribble_hedへ持っていきます。より前処理画像に近いを使用します。選択されたモデルはRevAnimatedでした。そのまま生成します。
同様の操作で、モデルを元のものに戻します。(縦横比を間違えてしまいました。)
他の画像も着色してみます。
今度は白黒で着色されました。コントロールモードを「バランス」に変えます。
より繊細な感じになりました。
まとめ
・コマ割りにするには、LoRA「日式漫画」とプロンプト「コミックストリップ」が必要。
・付け足すLoRAは漫画系でない場合、設定値は低く。漫画系ならバランスを調整して。
・scribble_hedを利用する場合。普通の画像なら「より前処理画像に近い」モードが有効だが、他のモードを使うのも面白い。
・コントロールネットに漫画画像を読み込ませると、今回はすべてモデルReVAnimatedが選択された。普通の画像だと毎回コロコロ変わります。
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