NO.281 SDXL 3LoRA
今回も、ComfyUIについて学習するつもりでお借りしに行きました。しかし、途中で期せずしてあらぬ方向へ進み、意外な収穫がありました。
まずは、ワークフローをお借りしてきました。
赤い四角で囲んだ部分は、LoRAを3つ使っているところです。そのまま、画像生成します。
特徴を探るため、プロンプトを「1boy」に変更して生成します。
ここで、モデルとLoRAについて記録し、通常の創作画面に戻ります。そして、お借りしたComfyUIワークフローと設定を同じにします。更に、以前生成した画像のプロンプトを使い、モード「デフォルト」と「SDXL」で比較します。LoRAの数は確かに違いますが、それ以上の違いが現れたので紹介します。
今回の設定 SDXL
生成画像比較
Stable Diffusionでは、SDXLの評価が非常に高いのですが、個人的には、SeaArtのSDXLをずっと好きになれませんでした。その最大の理由は、画像の崩れと貧相さにありました。しかし、最近はSDXLのモデルとLoRAが著しく増加して、良い画像を生成できるようになりました。
今回のSDXL 3LoRA設定はとても優秀です。モデルのバージョンは1未満なのにすごいです。また、2つのLoRAはかなり特殊なものとなっていますが、数値を抑えることで良さが引き出されているようです。
これまで、モード「デフォルト」設定での3LoRAセットをお借りして確かめたことがありましたが、今回のSDXL版はそれら以上でした。言い忘れていましたが、この設定で、あのボクシング画像を生み出せるプロンプトも素晴らしいと思います。
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