NO.280 スマート消去
クイックAIのスマート消去の実力を試します。比較のために、Adobe Fireflyも使います。
左SeaArt、右Fireflyです。Fireflyは同時に3枚生成されるのでその中の一番良いものを選択します。どちらも作業は継続して行います。
元画像をお借りしてきます。
Tシャツの絵柄を消します。
SeaArtの方は絵柄が消えただけです。少し赤く残っています。Fireflyの方は、周りの柄を考慮して違和感なく生成されました。SeaArtの方は、もう一度消去して、赤い部分を消してから次に進みました。
次にマイクとコードを消します。
画像生成AIは、やはりまだ手の生成がよくないようです。Fireflyの3枚の方もどれもよくありませんでした。それでもましな方でしょうか。
最後に帽子を消します。
残念ながらSeaArtの「スマート消去」は、まだまだ力不足で使えるレベルに達していません。デモ画面ではコーヒーカップという「物体」が使われています。しかし、SeaArtの主戦場は「人物」だと思います。はじめにサービスを公開してからアップデートするのではなく、ある程度使えるようになってから公開してほしいと思います。Adobeは、他の画像生成AIと比較して、サービスの公開がいつも最も遅いです。でも、今回の例のように、ある程度使えるようになってから公開しています。
「スマート消去」は、恐らくいつか再び検証することになると思います。タイムスタンプを残しておきます。2024.03.28
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